クイーンエンゼルfish Page
目次 -INDEX- |
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全長 |
水槽サイズ |
餌 |
餌付け |
性格 |
遊泳 |
混泳 |
水質悪化 |
体色 |
飼育難易度 |
特徴 |
価格 |
飼育情報
全長
約45cm程の体長まで成長する。
水槽サイズ
約45cmまで大きくなるため、大型以上(90cm~)での飼育が望ましい。
餌
主に草食性だが、ポリプ食性でもある。
餌付け
餌付けに関しては比較的普通であることが多い。
遠方から輸入されてくるので、ショップに入荷直後の個体を購入する場合は注意が必要。
数日で餌を食べ始める個体が多いようなので、確実に餌付いている個体を入手するようにしたい。
人工餌にも餌付きやすいので、飼育は難しい種類では無いが、硝酸塩濃度が高い水槽環境だと体表の鮮やかな色彩が落ちてしまうため注意が必要。
体表の色揚げにクリルやシュリンプを与えると効果的。
自然界では、藻類や海綿を多くとっている。
これらが配合されている人工餌を与えるとよいと思われる。
慣れると人間の手から餌を食べるようになるが、消化不良をおこすため餌の与えすぎは注意。
また、サンゴ、シャコガイはつつかれてしまうため、共存は不可能。
性格
主に乱暴な性格であることが多い。
遊泳
遊泳は、遊泳型。
混泳
混泳は、同種、他種と争う種類。
非常に気が強い性格で有名。
同種はもちろんの事、他のヤッコと混泳させる場合は一工夫が必要。
ヤッコ以外でも気の弱い魚や同サイズ以下の魚は粉砕されてしまう可能性がある。
水質悪化
水質悪化に対しては、やや弱い。
体色
体色は、主に黄色と青が占める割合が多い種類。
頭部の青い模様に囲まれた黒い点が王冠に見えることからクイーンエンゼルフィッシュという名前が付いている。
体表はイエローオレンジと鮮やかなブルーのグラデーションがとても美しく、背びれと尻びれは尾びれの後部までに到達するほど長く伸び、シルエットが美い種類。
美しく気品にあふれる姿はクイーンという名前にふさわしい。
幼魚も成魚に負けないほどの綺麗なブルーのラインが体表に入り、幼魚から成魚までの変化を楽しめる。
飼育難易度
飼育難易度は、やや難しい。
特徴
マリンアクアリストであれば、いつかは大きな水槽で優雅に泳がせながら育ててみたいと思う海水魚。
クイーンエンゼルフィッシュは個体ごとに青色の出方が違い、青い個体ほど高価格になる傾向がある。
ベリーズ産のクイーンエンゼルフィッシュは、ブラジル産、カリブ産よりも青味が強く大変綺麗で。
価格も通常よりも高値となってくる。
一般的なアクアリムショップやペットショップで販売されているものはベリーズ産のものが多い。
セントポールズロック産のクイーンエンゼルフィッシュは、ベリーズ産のクイーンエンゼルフィッシュとは異なるブルーが濃い美しい体色をしている。
セントポールズロックは外界から閉ざされたような環境をしている海域の為、その環境の中で交配が続けられ、独特の青い体色となった。
セントポールズロックの海域は外側が急に深く、常に流れの速い海流がある。
外界から閉ざされた環境で、採取に危険が伴うためコストもかかるので極稀にしか輸入されず、高額で販売されている。
ブラジル産のクイーンエンゼルフィッシュは、ベリーズ産のクイーンエンゼルフィッシュに比べると黄色い色が強くでているのが特徴。
クイーンエンゼルフィッシュとブルーエンゼルフィッシュが自然下で交配された固体で、ダウンゼントエンゼルと呼ばれている。
クイーンエンゼルフィッシュに比べると、やや青味が強くでる特徴があるがショップに出回るのはかなり稀。
産地や交配によってさまざまな色彩変異があるのもクイーンエンゼルフィッシュの魅力のひとつといえる。