クマドリカエルアンコウfish Page
目次 -INDEX- |
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全長 |
水槽サイズ |
餌 |
餌付け |
性格 |
遊泳 |
混泳 |
水質悪化 |
体色 |
飼育難易度 |
特徴 |
価格 |
飼育情報
全長
約8cm程の体長まで成長する。
水槽サイズ
約8cmまで大きくなるため、中型以上(60cm~)での飼育が望ましい。
餌
主に魚食性。
餌付け
餌付けに関しては比較的難しいであることが多い。
クマドリカエルアンコウは人工餌に餌付くことがない為、生き餌を与えての飼育となる。
クマドリカエルアンコウは消化不良を起こしやすく、糞づまりの原因となってしまうことがある為、骨格の固いスズメダイ類、淡水の金魚等は餌として与えてはいけない。
海水のエビ、ボラ、低性のハゼ等が餌として適している。
また、餌の食べ過ぎ・大きすぎる餌は、クマドリカエルアンコウにとって良くない要因で、寿命を早めてしまう可能性がある。
5cm程度の大きさのクマドリカエルアンコウの場合、週に1回3cm程度の餌を3~6匹与えるのが丁度良い。
稀に週1の給餌では痩せていく個体がいるが、その場合は与える量は変えずに給餌間隔を短くしてやると良い。
顔を水槽に近ずけるだけで寄ってくるくらい慣れると、ピンセットを使っての給餌も可能になる。
脂肪分の少ない魚の切り身や甘エビ等を、ピンセットでクマドリカエルアンコウの目の前に出すと捕食してくれる。
クマドリカエルアンコウは、補食スピードが早く、ピンセットごと飲み込んでしまい、ピンセットを抜くのに苦労する。
性格
主に普通な性格であることが多い。
遊泳
遊泳は、底面型。
混泳
混泳は、争わない種類。
共食いの可能性や餌が均等に回らない可能性がある為、同種混泳は不可能ではないが、あまりお勧めできない。
他種との混泳は、クマドリカエルアンコウの口のサイズよりも混泳相手の海水魚の頭のサイズが大きければ可能。クマドリカエルアンコウが食べることが出来ない大きさであれば基本的にはどの魚とも可能。ただし、岩や砂を突くタイプの海水魚はクマドリカエルアンコウを岩と勘違いをして突いてしまい、それがクマドリカエルアンコウにとってストレスとなってしまうため避けたほうが良い。
水質悪化
水質悪化に対しては、弱い。
クマドリカエルアンコウは鱗が無い為、他の魚よりも水質の悪化に対して非常に敏感。
硝酸塩の蓄積や、極端な比重の変化はクマドリカエルアンコウにとって大きなストレスとなってしまう。
自然界の個体のクマドリカエルアンコウは潮が良く通っている場所に生息していることが多い。
水が綺麗で餌が豊富、そして水流がある状態に飼育環境をできるだけ近づけてあげることが大切。
体色
体色は、主に白と赤が占める割合が多い種類。
ずんぐりとした体形で、長く発達した胸ビレと腹ビレを器用に使って歩いたり障害物に捕まったりする魚らしくない種類。
名前の由来は歌舞伎の「隈取」で、体に隈取のような模様が入っている。
白地に赤い斑紋のかわいらしい姿をしているが、たまに黄の斑紋というタイプも観察される。
飼育難易度
飼育難易度は、難しい。
特徴
成長すると、体はゴツゴツし、顔はいかつくなってしまう。
クマドリカエルアンコウの長期飼育はかなり難しく、1年生きれば上手く飼育できているといった上級者向けの種類。